前回②の続きです。

先ず用意するのは当然スミススピードメーターですが、これはオークションなり海外のネット通販などを利用するか、UKバイクを扱うショップに入手を依頼するかしか無いですね。
その際注意するのは、型番がS467/–のものである必要があります。S467ならなんでも良い訳では無いのですが、Royal Enfield当時のパーツリストには、S467/57/LやS467/59/L、年代によってはSC3303/20という型番の指定があります。しかし大体の値でよければ、S467/–でトリップメーターリセットの軸がボディの裏に位置しているタイプなら、なんでも良いという事になります。メータースケールが120マイルでも80マイルでも良いのです。(私のモデルはS467/203/Nというのを入手し取り付けましたが車検もほとんど問題を感じません。S467というモデル番号が鍵なのです。付随する番号はタイヤサイズやメータースケールなど、年代車種などに依存してきます。)
車速80マイルでおよそ128キロのスケールですね。勿論キロメーターのスケールのものならなお良いと言うか、車検時に楽チンですね。マイルスケールの物は車検時にキロメーター表示を付け加える必要が生じます。所謂、新車登録年式が現行道交法の国内である為ですね。なのでウインカーインジケーターもメーター付近に必要になるのです。
私の場合は、インジケーターランプを写真のようにキットを利用してハンドルに取り付けました。

エンフィールド(英国旧車を除く)の場合、メーターギヤ自体がフロントホイールに付いています。大抵の英国旧車は、メーターギヤはリヤホイールに位置します。なので、この短いケーブルの入手が面倒ですね。
私の場合は、たまたま上野にあったバイクショップの小さな英車パーツコーナーにヴィンセントかヴェロセット用の短いフロント用スミススピードメーター用ケーブルが1本有ったので、急いで買い込みました。これが手に入ればあとは取り付けるだけです。

ケーブルに潤滑油を注入するのを忘れずに、ギアボックスとメーターを接続すれば完成です。
リセット棒が必要ならば、トライアンフ6Tなどのナセルにメーターが付いてる車種のスミス用トリップメーターリセット棒をネットなりショップに依頼して、手に入れましょう。私はメーターに長い純正のスプリング棒が付随してたのでラッキーでしたが。。
残りは元の電気配線処理ですが、特に必要なのはメーターランプの配線です。他は要りませんので抜いてしまいました。
以上がSMITHSスピードメーターの換装方法でした。詳しくわからないという方は、入手前にコメント欄に質問を下さい。わかる範囲でお答えできればと思います。と言うより、ショップに依頼した方が後処理も含め遥かに楽だと思います。。
今回はこの辺で。。又次回に。。。